ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回は、誘拐した親子の結末が気になるところですね。
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回のネタバレあらすじ感想をお届けしていきます。

離れ離れになっちゃうのかな・・・
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回あらすじ
美海(萌子)を失って呆然としている紘海。
旭の家でいい子に過ごしてきた萌子だが、突然いなくなってしまった。
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回ネタバレあらすじ
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回のネタバレあらすじをお届けしていきます。
再び気力を失った紘海
木戸(中原丈雄)は、旭(大森南朋)に萌子(一色香澄)を誘拐した犯人を早く通報して終わらせるように伝える。
旭は萌子と初めて会った日に、紘海(北川景子)を通報しますかと聞かれたことを思い出す。
萌子の実の母親の江身子(鶴田真由)は旭に、2人を会わせないのかと聞き、萌子にしてみれば育ての親だと伝える。
その頃、紘海は部屋で呆然としていた。
また、会社を辞めた望月(筒井道隆)は、友人たちに旭の愚痴を言っている。
すると友人たちは、旭が望月を頼りにしていると話していたという。
過去の冤罪が職場で広まった玖村(阿部亮平)は、梨々子(平祐奈)に職場を辞めたことを話す。
それを聞いて自分のせいだと分かった梨々子に対して、玖村はピザ事件の犯人が梨々子だとまだ世に出ていなくていいなという。
梨々子自身は、その件が週刊誌に出てもいいと言った。
玖村はどちらでもいいが、人生が終了したのは自分だけだったと呆れたようにふっと笑う。
そして、紘海の部屋に前の職場の園長先生である雪子(原日出子)がやってきた。
紘海は以前、雪子と話したときに嘘をついたという。
美海(萌子)に何も言いたいことはないと言ったが、最後にひどい言葉を投げかけたことを悔やんでいると話す。
自分が言ったことで美海がずっと悲しい気持ちで生きていくのは辛い、許されるならすぐに会いに行って謝りたいという。
雪子は、もう何もできることはないと思っているだろうが、紘海がどんな風に生きているか美海が知る日が来るかもしれないと伝える。
幼い頃の萌子の記憶
砂羽(仁村紗和)は、編集長にピザ事件を世に出していいか悩んでいると相談する。
編集長は出すか出さないか、後悔しないほうを選ぶように伝えた。
行きつけの居酒屋で悩んでいる砂羽の前に、店員として望月が現れる。
何で働いているのか驚く砂羽に、ピザ事件の原稿を見た望月は本当にその記事を出すのか聞き、出さないでほしいと頼む。
旭に怒っていたのではと聞くと、今までお世話になったことを忘れられなかったと言った。
最後まで梨々子を守っていた、砂羽の父親である鷲尾(水澤紳吾)に反することをしていいのかと望月はいう。
砂羽は優しかった父親のことを思い出して涙を流し、記事をぐしゃぐしゃにして望月に投げつけた。
紘海は塞ぎこんでいたが、雪子に言われた言葉を思い出して仕事に復帰する。
また、梨々子は玖村の就職先を何とかできないかと旭に相談した。
夕方、仕事から帰ってきた旭は萌子にただいまという。
すると萌子は、電車のおもちゃで大人と遊んでいる夢を昔見たと言った。
萌子が幼い頃、電車のおもちゃでスイッチバックと言って旭と遊んでいたのだ。
ただの夢だと思っていたが、今まで自分を探してくれていたことや旭のスーパーの名前もありがとうと伝える。
萌子がいなくなる
夜、紘海は月を見ながらもう二度と会えなくても、自分のことを忘れられても幸せに笑っていてほしいと思う。
その頃、同じように萌子も月を見ていた。
そして萌子は、誕生日に丸印を付けているカレンダーを見る。
玖村は、なかなか新しい就職先が決まらない。
そこに梨々子から電話が掛かってきて、旭に頼んだら採用してくれると言ったことを伝える。
玖村は電話を切ると、怒りを露わにした。
次の日の朝、萌子の部屋に旭は声を掛けに行く。
すると姿はなく、机の上に「お父さんへ」と書かれた手紙が置いてあった。
その後、紘海は今日は萌子の誕生日だと思いながらカレンダーを見つめている。
そこにインターホンが鳴り、旭がやってきた。
慌てている旭は萌子が来てるだろうと言って部屋の中を強引に探そうとしたため、いないと伝える。
萌子が手紙を置いて姿を消したことを話し、手紙を見せた。
お父さんと初めて呼ぶ、突然お父さんが来たことや自分を切り捨てたお母さん(紘海)に怒っていた。
紘海が捕まるのが嫌で、いい子のように振る舞っていたがお父さんは良い人だと分かった。
分かったからこそもう一度お母さんに会うことを許してほしい、会ってはいけないと分かっているけど胸が張り裂けそうになるほど痛いと手紙に書かれていた。
あの子がいたから受け入れられた
萌子は朝から家を出て、紘海に誕生日に行きたいと話した長野県にある鉄道オタクの聖地に向かっていた。
電車のホームで紘海が来るのを待つが、なかなか来ないため嘘つきと呟いて涙を流す。
すると後ろから美海と紘海の声が聞こえて振り返ると、そこには紘海と旭の姿があった。
紘海は向かいのホームまで走って駆け寄る。
捕まってしまうからダメだという萌子を、紘海は抱きしめた。
その後、聖地に行ってスイッチバックが始まると言って萌子は嬉しそうにカメラを待ち構える。
その姿を離れた場所から見守っている2人。
紘海はこの場所に来たいと言われて調べるまで、スイッチバックが鉄道に関係している言葉だと知らなかったという。
そしてスーパーの名前をスイッチバックにしたのは、旭が萌子のことを思ったからだと気が付いたと言った。
旭は萌子が帰ってきてくれたが失った時間は帰ってこない、あなたを許すことはできないという。
紘海が頭を下げると、旭は灯を奪ってしまった自分を許しているか尋ねる。
紘海はずっと受け入れることはできず、旭と娘の命を守れなかった自分を恨み続けて罪を犯したという。
だけど今は、灯は短い人生を精一杯生きた、全部受け入れていると言った。
なぜそんなことができるのか理解できない旭が問いかけると、あの子(美海)が私のようになってほしくないからだという。
人を恨む人生を送ってほしくない、受け入れられる人に育ってほしいからだと言った。
そして、私は自首しますという。
本物の親子
紘海と別れる時間になり、萌子はまた会えるのか聞く。
首を縦に振らない紘海に、萌子は旭にまた会ってもいいか聞いた。
紘海が首を振ったため、捕まったりしないよねと旭に問いかける。
紘海は美海と言ったが萌子と訂正し、私のことは心配しないで忘れていいという。
お母さんがいないとダメだという萌子に、あなたなら大丈夫だと伝える。
優しくていい子で、初めて会ったとき可愛くて愛おしくて、だから盗んでしまったという。
涙を流す萌子に、幸せになって周りの人を愛し愛される人間になって、夢を叶えてと伝えた。
私を好きと聞く萌子に、大好きと紘海は答える。
美海と呼んでと何度も言われて何度も呼び、大好きと言った紘海に抱き着いた。
後日、旭のスーパーの関西進出が決まり、記者会見が行われる。
そんな中、ピザ事件やその母親が誘拐犯の可能性が高いというネットニュースが広まっていた。
梨々子の写真と共に、ピザ事件の犯人は梨々子で命を落とした子供の母親が誘拐犯で本当の娘として育てていたと玖村がSNSにアップしたのだ。
その内容は大盛況し、玖村はいい気味だと言いながらSNSを見ていた。
そして記者会見が始まり、質疑応答の時間になる。
SNSの告発を記事にした記者が来ており、その人物は誘拐事件について尋ねた。
自分の保身のために通報しないのかと聞いてきた記者に、誘拐されたのは事実無根だと旭は答える。
2人は本物の親子で、これからもずっと親子だと断言した。
この前、萌子が紘海に抱き着いたとき、旭は親としての責任を果たすようにいう。
娘を幸せに育てることと言い、自分も責任を果たすから紘海も果たすように伝える。
紘海は涙を流してお辞儀をした。
萌子は紘海を抱きしめて、2人は号泣しながら抱きしめ合った。
それぞれのその後
紘海が夕飯の準備をしていると、萌子が帰ってきて2人はとても幸せそうだ。
玖村は就活中の梨々子と再会した。
記事が出て職場にいられなくなったが、お互い頑張ろうと玖村に伝える。
立ち去る梨々子を呼び止めて、アップしたのは俺だと分かってるだろうと聞く。
すると梨々子はありがとうと言い、罪をおかしたのは自分だから当然の報いだと言って去っていった。
その後姿を見ながら玖村は、人生が終了したなら俺を恨めよと言って泣き崩れる。
居酒屋にいる砂羽と望月の元に、旭がやってきた。
望月が新しいお店を始めると聞いたといい、旭は乾杯しようという。
上司じゃなくなったから敬語を使わなくていいと言われた望月が旭を呼び捨てにしたため、砂羽が調子に乗りすぎだと言ってみんなで笑い合った。
後日、スーパーに来た萌子は、そこにいた旭に買い出し付き合ってと声を掛ける。
旭は嬉しそうに今日のおすすめの食材を紹介して、2人は仲良く買い物をしていた。
ご飯を食べ終えた紘海と萌子は、楽しそうにお皿を洗っている。
その部屋には灯の写真が飾られており、萌子と旭が会う日付に印が付けられたカレンダーが掛けられていた。
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回ネタバレ感想
美海と紘海がずっと一緒に暮らしていけるのが一番いい終わり方だと思ったので、その通りになって良かったです。
萌子の一番の幸せを思った結果、紘海に萌子を託した旭はいい人すぎると思いました。
ドラマ『あなたを奪ったその日から』ネタバレあらすじ感想まとめ
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回のネタバレあらすじ感想をお届けしました。
ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回は、紘海と美海(萌子)が再び一緒に暮らす幸せなラストになっていましたね。