ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回は、みのりが復讐したその後、それぞれがどんな道を進んでいくのか気になるところですね。
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回のネタバレあらすじ感想をお届けしていきます。
みのりが渉への気持ちとどう向き合うのか気になる
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回あらすじ
包丁で裕美から刺されそうになったみのり。
みのりを守ったのは・・・。
さらに、理子の過去が明らかになる。
それぞれが最後に選ぶ道とは。
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回ネタバレあらすじ
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回のネタバレあらすじをお届けしていきます。
みのりを守ったのは・・・
裕美(麻生祐未)が包丁を持ってみのり(松本まりか)を襲おうとしたため、渉(野村康太)がみのりを抱きしめる。
床に血が落ち、みのりと渉は包丁を素手で掴む勇大(竹財輝之助)の姿を見た。
勇大はもうやめよう、仕事も金も全て失ったのは全部自分たちのせいだと裕美に伝える。
そして、みのりやみんなの人生を壊して取り返しのつかないことをした結果が今だと涙を流しながら勇大は言った。
償っていくべきだと伝えると、裕美も涙を流して包丁から手を離す。
みのりと渉は勇大に駆け寄って大丈夫か声を掛けると、裕美は悪くないと言って外に出て行った。
勇大はみのりに迷惑をかけてごめんというと、外から大きなクラクションの音が聞こえてみんなは外に出る。
そこには尻もちをついた裕美がいて、車から月城進(石黒賢)が降りてきた。
裕美は驚くと、進はこんなに執念深いとは思わず油断していたという。
裕美があの女が全て悪いと否定すると、進はそれは娘のことを言っているのかと言った。
みのりが「お父さん」と声を掛けると、遅くなったと謝って今から警察に行ってもらうと言い、進の警護をしている人たちが裕美を車の中に乗せる。
すると勇大は自分も行くといい、みのりに謝って今後責任をもって裕美を監視していく、もう二度と目の前に現れないと言った。
そして、車に乗り込んだ勇大に、みのりは「今までありがとう、元気でいてね」と伝える。
渉はみのりに無事で良かったというと、守ってくれたことに感謝して嬉しかったという。
何かみのりに言おうとしたとき、渉の電話が鳴った。
電話に出ると理子(野波麻帆)が死ぬからと言って電話を切ったため、渉は慌てている。
理子は屋上でお酒を飲んだ様子で、靴を脱いで柵を乗り越える姿があった。
渉の父親
屋上に行った渉とみのりは、理子の姿が見えず柵の下を覗く。
渉と呼ぶ声が聞こえて振り向くと、理子が遅いと言って座っているのを見つけた。
なぜみのりがいるのと言ったが気にしないことにした理子は、「絶対に来てくれるはずだと思ったお母さん演技上手でしょう」という。
渉は何がしたいのか聞くと、理子はみのりよりもずっとあなたのことを一番分かっていると言った。
私を捨てることはできないというと、理子を見る渉に「その目、あなたの本当の父親にそっくり」という。
理子は最初に渉の父親に出会ったときに恋に落ちて初恋をした、最初で最後の人なんだと思ったと言った。
しかし、妊娠したことを伝えると連絡が途絶えてしまい、大学に探しに行くと知らない女性と手を繋いで仲良く歩いているのを見つけたと理子は涙を流しながらいう。
その言葉を聞いたみのりは、勇大と理子が仲良く会っていた姿を思い出す。
理子は彼のことが憎くて何度も殺す夢を見たが、それと同じくらい愛していたという。
みのりは自分も勇大を殺す妄想をしていたため、自分と重なって涙を流す。
理子は生むことに迷いはなく、渉を守ることだけ考えて生きてきたが、勇大が優しくしてくれたことで渉を守るために甘えたという。
それはいけないことだったから、勇大と仕事、麗香(長谷川澪)の信頼も全て失って罰は受けた、だから渉だけは傍にいてほしいと頼む。
渉は言い訳しないように言い、そんなに分かっていたのになぜみのりが傷つくことを想像できなかったのかと言った。
理子は泣きじゃくりながらみのりも私の渉を奪ったから何が違うのと言ったため、渉は「母さん」と声を張る。
みのりが理子に近づいてきたため、また殴るのかそれとも突き落とすのかやりなさいよと言った。
するとみのりは理子を抱きしめて、殴りたいしやり返しても意味がないことは分かっていたという。
でもやり返さないと誰も私のことを救ってくれない、勇大を取り返してももう信じることはできなかった、自分勝手に関係のない翼(嶽本渚琉)や渉を巻き込んで傷つけたから罰を受けたと言った。
それは理子も一緒だから同情はしない、私たちは自分の命よりも大切な人を傷つけたから、幸せを求めたり救われようと思ったりする権利は私たちにはないという。
理子は「それならどうやって生きていけばいいの」と言ったため、みのりは理子から離れる。
すると渉が理子を抱きしめて謝り、絶対に幸せになるから自分の足で歩ませてほしいと伝えた。
「母さんも元気で生きて」と渉が伝えると、何度も謝ってしゃがみ込み、泣き叫ぶ理子だった。
渉の父親の話は今までなかったから、理子にそんな過去があったことにびっくりした。
でも渉の言う通り、なんでそんな辛い思いをしたのに同じことをしたのだろうと思ってしまう。
そんな理子をみのりが抱きしめたシーンは、優しいみのりらしいなと感じた。
みのりが気持ちに正直になる
みのりがお店に戻ると、そこにはママ友たちが食事をしていた。
この前みのりを無視するような態度をとってしまったことをママ友たちは謝り、琥太郎(忍成修吾)から誤解と教えてもらったという。
その後、お店の誹謗中傷の件を説明してくれた琥太郎にみのりは感謝を伝える。
すると琥太郎は、これから渉とどうしていくのか聞いた。
琥太郎はみのりが自分から罰を進んで受けているように見えるから、もう自分を許してもいいはずだと伝える。
みのりが幸せでいることが翼の幸せにも繋がる、お互いもっと幸せになろうと琥太郎は言った。
その後、お店に渉がやってきて、理子に会ったら落ち着いていてこれからしばらく実家で麗華と暮らすことになったようだ伝える。
渉がみのりの話は何か聞くと、あれから7年経ったねと話し始めた。
みのりは渉のように昔純粋で真っ白だった、一緒にいれば再び真っ白に生きられるかもしれないと思えたという。
でもそれは望んではいけないと分かっている、私はもう黒いから私のせいで渉を汚したくない、でも許されて本当の気持ちを伝えていいなら私は渉が好きと伝える。
そんなみのりを渉はギュッと抱きしめて、どんなに黒くてもどんなに汚されてもただみのりのことを好きでいる、好きですと言った。
みのりは涙を流して、私も好きですともう一度伝えて、2人は何度も好きだと伝え合って抱きしめ合う。
すると渉は少しだけ時間が欲しいと言い、「町を出て自分の足で歩けるようになりたい、みのりを守れるように強くなって幸せにしたい」と伝える。
ふさわしい男になるまで信じて待っていてほしいというと、みのりは渉を抱きしめて分かったと言った。
それぞれ新しい人生を歩み始める
それから1年後、みのりは美幸(紺野まひる)のお墓参りに行って、翼が咲里(五藤倭衣)とデートに行ったことを話す。
そして、この前お店に紗良(太田莉菜)が来たことを思い出した。
沙良が独立したため、おめでとうとみのりは伝える。
沙良は渉がどうしているのか聞くと、東京でフリースクールをしていて全然会っていないと話す。
沙良は翼が大きくなって寂しくないか聞くとみのりは寂しくないと答えて、みんなが成長して進んでいるのが嬉しい、私も頑張らなければと言った。
みのりは私も前に進めているのかなと美幸に話すと、そこに進もお墓参りにやってきた。
みのりは進に、裕美は元気でやっているのか尋ねる。
被害届をみのりは出さなかったことに、進は驚いたという。
変わらない人間もいるという進に、きっと変われるというみのりだった。
進は大事な会議があって急いで帰らなければいけないから、今度ゆっくり食事でも行こうという。
そしてみのりに、「優しい顔になった、美幸の目に似ている」と言って帰っていった。
みのりは微笑んでお墓を見つめる。
不倫や復讐など罪を犯して大切な人や自分を傷つけた、過ちを繰り返しながら過去や自分を許せたとき、少しだけ幸せになれるのかもしれないとみのりは思う。
裕美は進の会社の清掃員として働いている様子だ。
理子は美容師を続けており、友達と遊んでくるというメッセージが麗華から送られてきて嬉しそうにしており、勇大も元気に働いている。
そして、みのりがお店に帰ると外に渉がいた。
みのりに声を掛けた渉に「おかえり」と言って微笑んだ。
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回ネタバレ感想
みのりは渉を選ばないのではないかと思っていたので、意外なラストでした。
でも、渉はみのりからどんなに拒否されても一途に思い続けていたので、2人はどんなに離れても再会して同じ気持ちになり続けたと思います。
だから2人の思いが通じて、一緒にいる選択をしたので良いラストだと思いました。
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』ネタバレあらすじ感想まとめ
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回のネタバレあらすじ感想をお届けしました。
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』最終回は、みんなが前を向いて歩き始めたラストになっていましたね。
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』は、復讐して終わりというドラマではなく、復讐したその後も描かれたおもしろいドラマになっていました。