ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回は、ほこ美の前から姿を消した海里が人生を諦めてしまうのか気になるところですね。
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回のネタバレあらすじ感想をお届けしていきます。
海里とほこ美はお互いの約束を守ることはできるのか必見
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回あらすじ
ほこ美はケガをしてからトラウマになっている様子だ。
海里がほこ美の前から姿を消し、今まで何のためにボクシングをしてきたか分からなくなってしまう。
そしてほこ美は海里が姿を消した理由を知り、探し始める。
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回ネタバレあらすじ
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回のネタバレあらすじをお届けしていきます。
ボクシングを続ける理由を失う
スパーリング中にケガをした佐藤ほこ美(奈緒)は、病院で検査をしている。
看護師さんがほこ美の顔の近くに手をやると、顔を殴られたときのことを思い出してビクッとしてしまう。
その後、ボクシングジムの羽根木会長(渡部篤郎)と娘のゆい(岡崎紗絵)がお見舞いに来てくれて、明日退院できることを伝える。
会長が葛谷海里(玉森裕太)と連絡は取れたか聞いてきたため、ゆいは気を遣うようにいう。
2人が帰っていき、ほこ美は海里が病院に来て「バイバイ」と言って姿を消したことを思い出した。
それから家に帰ったほこ美は、母親の明美(斉藤由貴)と妹のさや美(鳴海唯)に心配かけたことを謝る。
そしてボクシングを続けるか迷っていることを話すと、2人は驚いた表情を見せた。
ほこ美はプロテストに合格したがスパーリングでケガをして、海里もいなくなってしまい、今までしてきたことの意味が分からなくなったと弱音を吐く。
明美は今まで頑張ったと励ました。
会長はほこ美が、クズの海里を殴りたい一心でプロになったのはすごいとゆいに話す。
ゆいはほこ美にやめてほしくないというと、会長はスパーリングでケガをさせた責任が俺たちにはあることを伝える。
会長は本気で育てたいと思ったのは海里以来だったため、自分も悔しいと思っているが決めるのはほこ美と家族だという。
ほこ美と同じ市役所で働く奏斗(小関裕太)は、ほこ美をよろしくと言っていなくなった海里の言葉を思い出す。
仕事中のほこ美を気にかけていたが、声を掛けることができなかった。
そして、仕事終わりにほこ美の家に行った奏斗は、海里の同居人だった悟(倉悠貴)が実は大地(大東駿介)の弟だったことを伝える。
ほこ美がケガをしたスパーリングの相手を強い相手に変更したのを仕組んだのは悟だったことを話す。
これ以上危ない目に合わせたくないと思った海里が、全てを捨てていなくなったことを話した。
それからほこ美は海里を探し続けるが、なかなか見つからない。
そこに市役所の同期である撫(玉井詩織)が現れて、海里のことを一緒に探してくれると言ってくれた。
なぜか聞くと、撫はほこ美が羨ましかったと言ってこれまでしたことを謝る。
ほこ美がケガをしたと聞いたときにいい気味だとは思えなかったことを伝えた。
するとほこ美は、撫とのランチが面倒だと思ったことが何回かあるからお互い様だと言うと、2人は笑い合う。
海里が見つかる
海里は公園にいたのを工場の社長が見つけて拾ってくれたことで、住み込みで働くことになっていた。
夜、ゆいだけが残るボクシングジムに行った奏斗は、ボクシング体験がしたいと声を掛ける。
その頃海里は、若者たちに絡まれてやり返す気力がなくて殴られて倒れこんでいた。
そして奏斗は、ほこ美に海里の元に行くように言ったことをゆいに話して、サウンドバックを殴る。
奏斗は自分はほこ美に振られたから、2人のことを応援したいのに自分はクズだという。
ゆいは私も自分の欲でほこ美にボクシングを続けてほしいと思っているから情けないのは一緒だと言った。
そして海里が働く工場の外で、ほこ美は待っている。
すると殴られた海里が現れて、ほこ美はハンカチで顔を拭こうとした。
海里が阻止しようと手を振り払ったため、ビクッとしてしまう。
海里はほこ美の異変に気付いたようだ。
ほこ美が帰ろうと言ったが、帰る場所はないと海里は答えた。
ほこ美はボクシングカメラマンになることを諦めるのかと伝える。
悟のことを聞いたといい、私は大丈夫だからボクシングを続けるという。
だから海里もプロになったほこ美の写真を撮るという約束を守ってほしいと伝えた。
しかし、海里は何も言わず寮の中に入っていってしまう。
ボクシングを続ける
後日、ほこ美はジムに行き、会長に休んだことを謝って頭を下げる。
そしてほこ美がボクシングを続けたいというと、会長はゆいを呼んだ。
ほこ美が来たことに大喜びのゆいは、抱きしめた。
ほこ美は2人に話さなければいけないといい、スパーリングをしてから人の手が近づくと怖くなってしまったことを話す。
何とかする方法を教えてほしい、すぐに試合がしたいことを伝える。
リハビリと練習を頑張って最後までリングに立ちたいというと、そんなに焦らなくてもいいという2人に、早くしないと手遅れになると言った。
その後、家に帰ったほこ美は、明美とさや美にボクシングを続けたいと頭を下げる。
明美は一度決めたらやるのは私と一緒だという。
ほこ美は明美がクズ男とばかり付き合っていたのが嫌だったが、本気で好きになればクズなど関係ないことを知ったという。
今はお母さんの娘で良かったと思っていることを伝えると、私もとさや美が言ったため、明美は2人を抱きしめた。
明美はそこまで本気なら全力で応援したいと言って、チケットを売るのを手伝ってくれるという。
その後、会長が1か月後に試合が決まったとほこ美に伝える。
プロテストに合格したばかりの選手が相手だと言い、ほこ美は急いで海里の元に行って試合が決まったと話す。
しかし海里は何も言わず寮に入っていった。
それからほこ美の猛練習が始まり、どんどん上達していくが、あと左フックだけが苦手のようだ。
ほこ美は過去のボクシングの試合を見て、あのパンチはどうやったのか海里に理由を聞くが、無視して寮に入っていく。
そして試合が3日後になり、ゆいは海里にほこ美が頑張って練習している姿を動画に撮って送った。
その動画は練習の成果があり喜ぶほこ美の姿が写っており、その姿を見た海里は微笑んだ。
ほこ美がまた待ち伏せしていると、買い物帰りの海里が現れる。
しつこいという海里に、ほこ美は何度クズになっても何度も殴りに来るという。
そしてちゃんと悟と向き合ってみてはと伝える。
試合の日、必ず最後までリングに立ち続けるから、写真を撮りに来てほしい、待ってると微笑んでほこ美は帰っていった。
後日、悟と一緒に暮らしていた部屋に行った海里は、2人で笑い合っていた日々を思い出す。
ほこ美の試合が始まる
そして試合当日、ほこ美はサポートしてくれた家族にお礼を伝えて試合へ向かう。
最後の練習で完璧な姿を見せて、会長やゆいたちと円陣を組んだ。
その頃、大地のお墓の前に海里はいた。
そこに悟がやってきて、海里は謝って頭を下げると、謝って許される話じゃないと言われる。
そんなこと思っていないと言って、大地は自分にとっても大切な人だったという。
行き場を失った自分にボクシングを教えてくれて、新しい人生をくれた大地を1日も忘れたことはないと言った。
悟が人にケガをさせて苦しまない人間ではないことを知ってると伝える。
海里は悟と一緒にいた楽しい時間が全部嘘だとは思えないという。
命を奪った自分が、これからの人生を考えてはいけないが前に進みたいと思っていると言った。
悟に勝手なことをいうなと言われたが、前に進んで自分の人生を生きてほしいと伝える。
嫌いだからいなくなるように伝えると、元気でと言って海里はその場を去っていった。
悟は涙を流す。
悟が海里を許すことができれば、兄弟みたいな関係が築ける2人だったと思うからすごくもどかしい
最高の1枚を撮る
試合会場でさや美は、海里が来ていないことに気付く。
試合を見に来た奏斗は緊張している様子だ。
悟は海里と暮らしていた部屋に行き、2人で作った棚の引き出しの取っ手を壊して笑い合ったことを思い出した。
そして、ほこ美が登場してリングに上がり、試合が始まる。
ほこ美が攻撃していたが、相手から顔にパンチをくらい、この前スパーリングでケガをしたときのことを思い出してしまう。
そして相手のパンチが顔に近づくと怖がってしまい、ゆいは異変に気付いて会長はぶり返したかと呟く。
そんな中、カメラを持ち会場に向かって走る海里の姿があった。
第二ラウンドが終わり、ゆいは怖くなったか聞くと、ほこ美は大丈夫だから最後までやらせてほしいという。
ゆいは了承して練習を思い出すように言って、1人じゃないことを伝えた。
そして第三ラウンドが始まり、ほこ美がパンチをヒットさせる。
しかし、顔にパンチされそうになって怖がって油断したほこ美は、ボディーブローとパンチされてダウンしてしまう。
ゆいや会長、会場のみんなが立つように声を掛けるが、ほこ美は起き上がることができない。
そこに海里がやってきて、倒れたほこ美を見つける。
海里はリングに近づいて「立て」と言うと、その姿に気付いたほこ美は立ち上がった。
そして防御しているほこ美に、海里は「大丈夫、世界一強い、足を前だ」と伝える。
するとほこ美は調子を取り戻して殴り始め、海里はその姿を撮り始めた。
その頃、悟は海里と笑い合った日々を思い出して笑顔を見せる。
壊れた棚の取っ手を直した様子の悟は、部屋から出ていく。
そして、悟は母親の銀行の通帳と暗証番号が書かれているメモを机の上に置いていった。
会長は一度ダウンをとられているから、判定に入ったら完全に負けるという。
ほこ美は諦めず殴り続け、そして相手のパンチを3回交わして、相手の顎にアッパーカットをしてダウンをとった。
その瞬間、海里はすかさず写真を撮る。
そして相手は立ち上がったが気を失い、ほこ美の勝利となった。
みんなは大喜びして、ほこ美は海里に近づく。
海里はほこ美を抱きしめて、おめでとうと伝えた。
良いパンチだった写真をちゃんと撮ったと言って見せると、やっぱりいい写真を撮りますねと言って2人は微笑み合って抱きしめ合う。
それから3か月後、大地のお墓参りに会長と海里は行く。
迷惑かけたことを海里が会長に謝り、見捨てなかったことに感謝すると、会長は海里と大地はずっと俺の息子だという。
さらに、奏斗はボクシングジムに入会して、ボクシングとゆいのことをもっと知りたいというと戸惑うゆいだった。
そして、ボクシングカメラマン海里の写真展をほこ美は見に行く。
海里とほこ美は1枚の写真を見つめながら、この写真が一番好きと海里はいう。
笑い合う2人、ほこ美は海里がプレゼントしてくれたネックレスをしている。
2人が見ていた写真は、ほこ美が相手をダウンさせた一撃の写真だった。
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回ネタバレ感想
最初はサンドバッグもまともに殴れなかったほこ美が、最後は試合で相手からダウンをとるまで成長した姿はとてもかっこよかったです。
ほこ美がボクシングを続けて、その写真を撮り続ける海里の姿が想像できる素敵なラストでした。
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』ネタバレあらすじ感想まとめ
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回のネタバレあらすじ感想をお届けしました。
ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』最終回は、ほこ美と海里がこれからも一緒に過ごしていくことが伝わる素敵なラストでしたね。